投資信託とETF、どっちがいいの??悩みますよね。
私も、本やネット、Youtubeなど色々調べて悩みに悩みました。
そして、ETFをメインにしよう!!と決めました。
しかし、実際にETF積み立てを始めてみると、意外な落とし穴があることに気づきました。。
- 投資を始めたい!自分にはどっちが向いている?
- 今まで投資信託をしていたけど、ETFもやろうかな。
そんな方に、見ていただければ嬉しいです。
投資信託とETF比較に至る経緯
私はこれまで4年ほど、楽天証券で投資信託積み立てをしていました。
しかし、以下で投資の目標をセミリタイアFIREに設定し、投資方針を大きく見直しました。
[https://iznami.com/fire-investment-1/]
上記では、とにかく米国株投資信託に突っ込め!!という考えでした。
でも、さすがに大金を、「とにかく」で投資するのは怖くなり、勉強しなおしました。

投資にはリスクもあるので、やるならちゃんと勉強すべきですね。
インデックス投資信託とETFの違いを検証!
以下は、日経平均、全世界、全米、S&P500などの特定の株価指数に連動するインデックス投資とETFの比較を想定しています。
自分にはどちらが合っているんだろう?
そう考えながら、比較してみてください。
投資信託(インデックス) | ETF(インデックス) | 考察 | |
概要 |
お金をファンドに預けて、運用してもらう。 (日経平均など)特定の指数に連動運用されるインデックス型と、ファンドマネージャーが銘柄を選定して運用を行うアクティブ型がある。 |
(日経平均など)特定の指数に連動運用されるインデックス型と、ファンドマネージャーが銘柄を選定して運用を行うアクティブ型がある。 | つまり、(日経平均など)同じ指数に連動されるものであれば、インデックスの投資信託とETFは、ほぼ同じ値動きをする! |
価格変動 |
〇 1日1回価格が決まる。 |
◎ 市場が開いている間は、1秒ごとに値動きがあり、いつでも売買できる。 |
短期投資など、細かい値動きにも対応したい人にはETFが良いです。 |
運用手数料 |
〇 ETFよりは高め。 たとえば、emaxis slim米国株式S&P500の信託報酬は0.0968%。 |
◎ 投資信託より安い。 たとえば、バンガードS&P500(VOO)の経費率は0.03%。 |
ETFでは、証券会社に支払う分が含まれないので投資信託より安くなります。 |
為替手数料(円⇒ドル) |
◎ 不要 |
〇~△ 100円につき0.2~2~25銭 |
(運用手数料を考慮すると) 100万円なら、これだけ変わります。 |
分配金 |
なし。 |
あり。 |
再投資すると、複利効果で長期投資の価格が大きく変わります。 長期投資で再投資前提の人は投資信託がラクですね。 同時に、分配金がほしい人はETF一択です。 |
購入単位 |
◎ 100円~、好きな価格で購入できます。 |
〇 口数での購入になります。 銘柄によって一口当たりの金額は変わります。 S&P500であれば、4万円程度/口必要です。 |
少額積み立てなら投資信託ですね! |
積み立て方法 |
◎ 毎月の自動積み立てが可能 |
◎SBI、△他 毎月の自動積み立てが可能※SBI証券のみ、他は不可 |
ETFで自動積み立てがしたいなら、SBI証券口座を作る必要があります。 他の証券会社で積み立てがしたいなら、投資信託一択です。 |
報酬の受け取り方 |
△ 必要なタイミングで、自分で資産を取り崩す |
〇or△ 分配金を受け取る |
投資信託は、自分で利益確定しないと利益は得られません。 |
上記の比較より、私はETFをメインにすることに決めました!!
理由は、以下の通りです。
- 分配金がほしい!(資産運用のモチベーションアップ!)
- 将来大きくしたいというよりは、投資で得たお金を生活資金の一部としたい!
- 毎月大きく投資する予定(月30万)!
- せっかくなら手数料を減らしたい!
- 投資信託は、取り崩しのタイミングが困る。

楽天証券ユーザーでしたが、SBI証券の口座を作りました!
また、外貨調達用にFXも開設しました!!
投資信託⇒ETF投資を始めてみて分かったこと(ETFのデメリット)
積み立て投資は、主に、投資信託:楽天証券、ETF:SBI証券で行っています。
以下はSBI証券のETF積み立てなのですが、やってみると、意外な落とし穴が見えました。
積み立て希望額と実際の積立額に差が出る
下図の「設定株数または金額」と「概算金額」を見てください。
「設定株数または金額」:毎月の積立希望値
「概算金額」:毎月の積立予想(実態)
積立希望と実態に、結構な差があると思いませんか?
例えば、下から2つめVOOを見てください。
希望では、1回で500$(5万円超)積み立てたいのに、実際には372$(4万円)分しか購入できません!!
投資信託では、提示した金額でそのまま購入できていたので、それが当たり前になってしまっていました。
この差額を埋めるには、どちらかの対応が必要です。
- 年間の投資希望額で見て、どこかの月で割り増して買う。
⇒5万円×12か月=60万円だから、4万円×15か月なので、3ヵ月分を割り増す。 - 不足分を投資信託で積み立てする。
⇒差額1万円×12か月=12万円を投資信託で積み増す。

私は2でやります。
若干面倒ですが、毎月実績も確認しながら微調整するつもりです。
大事なお金を投資しているので、定期的に管理する必要がありますね。
ドルコスト平均法ができない場合がある
ドルコスト平均法は、毎月一定額を積み立てることで、高いときは少なく、安いときは多く、効率的に購入できる方法です。
投資信託で毎月5万円投資する場合、1口3万円なら1.6口、1口4万円なら1.2口購入できます。
しかし、ETFでは、1口単位でしか購入できません。
つまり、1口が3万円でも4万円でも、結局は1口しか購入できないのです。
もちろん、2万円まで下がれば2口購入できますが、細かな変動には対応できないということです。
ETFは、1口1万円以上するものが多いです。
今人気のS&P500(VOO)は1口4万円弱します。
これにドルコスト平均法を使おうとすると、月20万以上は必要ですね。
ドルコスト平均法でリスクを下げつつ長期積み立てしたい人には、ETFは向かない場合もあります。
結局、おすすめはどっち?
こんな人におすすめ!をまとめてみました。
それぞれ違いはあるのですが、どちらも、長期でリスク分散しながら投資したい方に、適した手法だと思います。
こんな人には投資信託がおすすめ!
将来のために、手間をかけずに積み立てたいのであれば、投資信託が良いですね。
- 決まった額を正確に積み立てたい人
- 少額から投資したい人
- 分配金はいらない!複利効果を活かして将来の資産を大きく作りたい人
- ドルコスト平均法を活用し、長期で価格上限リスクを分散したい人
- 投資に手間を掛けたくない人
こんな人にはETFがオススメ!
投資を楽しみながら続けたい人には、ETFがオススメです。
- 適宜、分配金を受け取りながら投資を楽しみたい人
- 将来大きな資産を築くより、今の生活を投資で豊かにしたい人
- 多少手間を掛けても、投資手数料を極限まで下げたい人
- 資金力が大きく、1株1万円~のETFでも複数分散購入できる人
ちなみに
私は、4年ほど投資信託を続けてきました。
今のバブル景気もあり、確実に資産は増えていて「投資信託を続けて良かった!」と思っています。
でも最近は、「もっと投資を楽しみたい!」という思いが強くなってきました。
なので、ETF主体で進めていきたいと思います!!!
でも、将来に向けて、効率的に資産形成するには投資信託かな、と思います。

ETFを主体に、補佐的に投資信託も使っていきます。
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