「ただ勉強ができる」のではなく「学ぶことを楽しんで、自分で考える力をつけてほしい」
でも、毎日勉強を見るのは大変・・・。
そう思って、はまきっず・ピグマリオンの体験教室に行きました。

結果的に入会は見送ったのですが、「子どもに自ら学ばせる」教育方針は本当に惹かれました。
「自宅でも楽しみながら学ぶためにはどうしたらいいんだろう?」
ピグマリオン学具など、「親が教える」ことを前提とするなら、有益な教材はたくさんあります。
でも、付きっきりで教えるのはイライラするし、疲れるんです・・。

すぐイライラしちゃってごめんね。
そこで見つけた知育玩具が、グラヴィトラックスです!
子どもも大人も楽しく、遊びが自然に学びになる、とても優秀な知育トイだと思います!!
はまきっず、ピグマリオン体験で学んだこと
はまきっずでは、ただIQ(ペーパーテストで測れる点数)を上げるためではなく、EQ(心の知能指数、社会性など)を育むための教育を行ってくれます。
そのために、指先調整、図形認識、空間位置把握、数量把握、言語理解の能力を高めてくれます。
体験教室では、それぞれの能力を高めるための専用の教材を使い、子どもの理解を促してくれました。
その中で、図形認識・空間位置把握能力を高めるために、行っていたのは以下でした。
(体験での一例です)
- 先生が並べた図形の形をマネして、プレートをパズルのように並び替える(平面)
- 先生が作った積み木の形をマネして、ブロックを組み合わせる(立体)
ちなみに、空間位置把握能力は幼少期にしか養えないようです!
グラヴィトラックスとは?発想力・空間能力を育む知育玩具!
グラヴィトラックスは、カーブやレールなどのパーツを自由に組み合わせて、金属球を走らせるコースを作る立体パズルです。
グラビトラックスのメリット・感想
まだ1ヵ月程度しか使っていませんが、それでも多くのメリットを感じています。
発想力を養う
100以上のパーツを、自由に組み合わせてコースを作れます。
傾斜のある坂道を作って球のスピードを上げたり、カーブをつなげてぐるぐる回る道を作ってみたり、自分が作ったコースによって球の動きが変わります。
高さが合わなかったり、道がずれていると、球は止まってしまいます。
なぜ止まってしまったのか、自分で考えながらコースを修正します。
また、いくつかのルートを作って、どのコースが一番早くゴールに到着するかを競うこともできます。
パーツを追加購入することもできるので、もっと複雑なコースを作ったり、遊び方は広がります。
図形認識・空間能力を養う
自由に組み合わせることもできますが、付属の設計図に従ってコースを作ることもできます。
- 設計図と同じ位置に配置するには、何番目にパーツを置けばいいんだろう?
- 設計図と同じ高さにするには、どのパーツをいくつ重ねたらいいんだろう?
二次元(紙)の設計図を見ながら、三次元のパズルでコースを作り上げていきます。
はまキッズの図形・空間把握の育成につながる部分がありますよね。
自然の物理法則を学ぶ
グラヴィラトックスは、電池を使わない立体パズルです。
自然の物理法則に従って、球は動きます。
何をどうすれば変わるのか、試行錯誤しながら学ぶことができます。
下記は一例ですが、組み合わせや、パーツ追加などで、もっとたくさんの発見があると思います!
重力
- モノは、高いところから低いところに転がる。
- 傾斜があるほど速度が上がる。
- 球の勢いによっては、坂も上ることができる。(下り坂の傾斜をどれぐらいにすれば、どれぐらいの坂を上れるのか?)
- ジェットコースターのようにクルンと回転するには、速度(角度)が必要。(追加のループパーツが必要)
磁力
- 磁力の存在と、その力の強さを知る。
マグネットキャノンというパーツの磁力で、球がパーンと弾かれます。上り坂も悠々上れるぐらいのパワーがあります。
慣性
・平らな道でも、すでに勢いがついている球は進み続ける。
(摩擦があるので最終的には止まりますが、結構進みます)
楽しい!!
なんだかんだ言っても、何度もやりたくなるのは楽しいからです。
自分で自由に工夫して作ったコースで球が勢いよく進んでくれたときは、とても嬉しいです。
子どもと一緒に親もワクワクしながら楽しめます。
また、難易度の高い設計図を見ながら組み立てるのも、達成感があります。
子どもと一緒に遊ぶのが疲れるとき、ありますよね。(ない人はすごいです)
子どもに合わせるだけではなく、大人も本気で考え、楽しんでいたほうが、子どもも嬉しいと思います!
グラビトラックスのデメリット・感想
メリットをたくさんあげましたが、気になる点もいくつかありました。
許容できない方は、購入を控えたほうが良いと思います。
ちょっと難しい
レールをつなげるときの高低差や距離など、初めは上手くいかず、戸惑うことがあるかもしれません。
でも、だからこそ上手くいったときの達成感があるのだと思います。
子どもは5歳ですが、慣れてくると自分でサクサク組み立てられるようになりました。
しかし、難易度の高い設計書通りに作るには、まだまだ親の支援が必要です。
スペースが必要
スターターセットに付属されている4枚の台紙をつなげて使うと、90cm×90cm程度の平面が必要になります。
台紙を広く使ったほうが、複雑で楽しいコースが作れるので、スペースの確保は必須です。
うちでは、スペース確保のため、床に物を放置しないよう気をつけています。

プラレールを広々使っている方にとっては、むしろこちらの方が省スペースですね。
追加購入の拡張パーツがある(費用が掛かる)
スターターセットのみでも十分遊べるのですが、もっとエキサイティングなコースを作りたい!と思うと拡張パーツの追加購入が必要です。
元々お安い玩具ではないため、追加を重ねると1万円も余裕で超えてしまいます。
設置土台が紙製でもろい(買い替えの可能性あり)
土台の上にパーツを設置するパズルなのですが、土台が厚紙性になっています。
扱いによってはボロボロになったり、使えなくなる可能性があります。
もうちょっと丈夫な素材に見直して頂きたいものです。
まとめ
トラヴィトラックスは、発想力や空間能力を楽しく育むための、優秀な知育玩具だと思います。

amazonのレビューもやたら高評価でした。
大人も一緒に楽しめるので、子どもの遊びに付き合うのに疲れた方にもおすすめです!!
親も子どもも、低ストレスで一緒に成長できたら嬉しいですよね。

恐竜たちと一緒に遊んでいます。
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