「10年後に食える仕事」で職探ししたら分かった【驚きの現実】

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今の仕事にやりがいを感じられず、転職を考えています。

「自分に合う仕事ってなんだろう?」

もちろん、気になるのですが、

せっかく「合う」仕事を見つけても、「職業そのもの」がなくなってしまったら、困りますよね。

どうせなら、適性があって、将来性がある仕事に就きたいなと思い、本書を購入しました。

本書では、様々な職業について、これはこんな理由で残る、残らない、をマップとしてまとめられているので、全体像を網羅して理解するのに、分かりやすいです。

これから「何の仕事に就こう」と考えられている方にオススメです。

そして、「食えない」といわれるお仕事についている方は、「究極の選択」にせまられることになります。。

目次

<そもそも、なぜ食えなくなるの?>

※ご存じの方は読み飛ばしていただいてOKです。

世の中には、たくさんの高度なテクノロジーがあり、日々、進化しています。

今、将来の職業に影響が大きい、と今いわれているのは、「AI」「ロボティクス」です。

これらが、ヒトの仕事を代行するようになるため、「なくなる職業」が出てくるのです。

AI:人工知能

AI

簡単にいえば、人間の「脳」にあたる部分です。

与えられたルールの中であれば、人の脳を超える答えを導き出せます。

一方、過去に例がない未来を見通すことはできません

(何が起こり、何が影響するかが分からない、選挙や株価など)

ロボティクス:ロボット

ロボット」

簡単にいえば、人間の「体」にあたる部分です。

物を運ぶ、などの体力を使う仕事をする「ロボット」だけではなく、

人が、PCのタイピングやマウス操作をする代わりになる、「RPA※」や、

セルフレジのように人がいなくても機械が同じ機能をはたしてくれる「システム」など、

人のあらゆる「作業」を代替えすることができます。

※RPA:ロボティック・プロセス・オートメーション

<これからも残る仕事って、なにがあるの?>

考える

これからも残る仕事は、AIやロボよりも、「人が得意」な仕事です。

つまり、下記の特性を活かした仕事につけば、当分は安泰だということです。

あなたの職業に、当てはまっていますか??

  1. 創造:0から1を生み出す仕事(作家、コメディアン、基礎研究、政治家など)
  2. 感情:場の空気をよんで適切に対応する(看護師、保育士、高級ホテルスタッフなど)
  3. 信用:人に知られたくないセンシティブな情報を扱う(記者、人事、コンサル、弁護士など)
  4. 手先:機械化できないきめ細かい作業(丁寧な掃除、職人、農業の収穫・箱詰めなど)
  5. 体:現場でのイレギュラー対応(警察、消防、救命など)

<じゃあ、残る仕事じゃない人は、どうしたらいいの?>

困る

新しい仕事に就く

残らない(消える)仕事があるのと同時に、これから「生まれる」仕事もあります。

AIを活用しつつも、AIの足りないところを補う仕事、というイメージです。

  • AIを導入する専門家
  • AIが出した仮設を判断する人(診断画像から病名判断をくだす医師など)
  • ネット販売関連
  • Youtuber、など

もっと違う仕事はないの?

「分かるけど、自分がやりたい(やっている)仕事じゃないんだよね。。」

なかなかうまくマッチはしないですよね。

たとえ「消える」と言われても、「じゃあ変えます!」なんて、すぐに方向転換するのは難しいと思います。

では、こんな風に考えてみるのはどうでしょう。

今の自分の仕事に、「人の得意」を盛り込んでみる。

たとえば、

◆販売員編

ネット販売が中心になってくるので、実店舗の店員は削減傾向にあります。

ですが、

  • 「2.感情職」にならい、個人のお金があるお客様に対し、お客様の好みを把握して、その人だけのための販売を行う、「高級路線」に切り替える
  • 「新たに生まれる仕事」として、ネット販売のAI分析スキルを身につける

などが考えられます。

「うーん。やっぱり難しくない。。?」

もう一つ見てみましょうか。

◆事務員編

「事務員」は、今後10年で最も削減される職種、と言われています。早めにキャリアチェンジするほうが、安心です。

  • 金融系の事務をしているなら、2.感情職、3.信頼職にならって、保険や相続などの相談窓口に異動する。
  • 「新たに生まれる仕事」として、事務作業を削減する側である、RPAの構築スキルを身につける

などが考えられます。

それでも違う、と思ったら。<究極の選択>

。。。

「やっぱり難しいよ!!」

はい、そうなんです。

とても厳しい現実ではあるのですが泣、「残らない仕事」から脱しようと思ったら、

  • 今までとは違ったジャンルにチャレンジする
  • 新たなスキルを身につける

といった、「しんどいこと」をやらないといけないのです。

「しんどいことをやらない」ままでいると、単純作業を低単価でやり続けることになります。

単純作業が好きで、お金も気にしない!のであれば問題ないと思います。
しかし、それを望んでおらず、その他の選択肢がないから、「やらなければならない」のであれば、それも辛いですよね。

①「しんどい」一歩を踏み出して、自分で選んだ、新たな領域で活動する
②「しんどい」思いはしないけど、自分には興味のない仕事を、低単価でやり続ける

どちらの道を選びますか??

②に流れたくなるけど、①、行きたいですよね。

でもやっぱりしんどいし、、悩みますね。

もし、新しく踏み出す勇気を持てたのであれば、現職にこだわらず、新ジャンルにチャレンジするのも良いと思います!
 
新ジャンルへのチャレンジであれば、自己分析をオススメします!

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参考<残る仕事でも、やらないといけないこと>

「自分は、残る仕事だから大丈夫だ!」

そう思ってはいませんか??

しかし、職業が残っても、その中で効率をあげていかないと、自分の会社での立場や、会社そのものが危うくなってしまいます。

「残る仕事」でも、「AI・ロボティクスの得意」を取り込んで、生産性を上げることができます。

◆営業編

営業は、今後も残る仕事といわれています。

  • 義理人情根性などでやっていく昔ながらの営業
  • AIなどの技術を駆使しながらのコンサルティング営業

種類は違いますが、両方残る領域にいることに変わりありません。

しかし、効率が悪ければ、成績は落ちていくばかりです。

たとえば、キーエンスという会社では、個々の活動時間を細かく日報に記録し、会社がそれを分析しています。

会社が、分析した結果をもとに、製品の売り方を決め、教育しています。
なので、社員はその通りに進めることで、売上を上げることができるのです。

私も営業ですが、周りはみんなそれぞれの裁量で仕事をしています。
営業活動でマニュアル化されているものは少ないので、それぞれが同じように悩み、考え、行動しています。
そして、それが成功するとも限りません。

そのような会社も多いのではないでしょうか。

同じ組織であることを活かして、情報を集約、分析できる仕組みを取り入れられれば、生産性を上げることができます。

結論

残っても、残らなくても、テクノロジーの進化に合わせて、自分も進化させていかないといけない、ということですね。

何をするのも「しんどいもの」なんだなぁ、と改めて理解ができました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!

追伸

残る仕事・残らない仕事のマップがとても分かりやすいので、ぜひ購入して、実際に見ていただくことをオススメします!
 

 
著者:渡邉正裕(わたなべ まさひろ)

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